2023年度アスベストリスクコミュニケーションプロジェクト活動報告会(オンライン)

 2011年3・11東日本大震災から現在まで、私たちは地球環境基金の助成事業として震災や豪雨災害の被災地で、アスベスト粉じんの飛散・ばく露防止対策の普及・啓発活動に取り組んできました。今年1月、能登半島地震が発生。巨大地震や気候変動による台風や豪雨災害の発生リスクが高まっている現在、大規模自然災害に備えたアスベスト対策の取り組みが急務の課題です。

 この度、2023年度アスベストリスクコミュニケーション活動の報告会をオンライン(ZOOM)で開催します。ぜひご参加下さい。

 一方、アスベストが使用された建築物の解体工事は2028年にピークを迎えます。「安全、確実、完全」なアスベスト除去、廃棄を進めていくために、平時から地域住民、建築物所有者、工事事業者、労働者、自治体等が連携し、アスベストリスクコミュニケーションを積極的に進めていくことが求められます。

 〇日時  3月19日(火)18:30~20:00(終了予定)

 〇報告

  ①東日本大震災から13年、被災地のアスベスト対策 

    南慎二郎(立命館大学)

      ②水害におけるアスベスト対策-倉敷市、総社市、長野市の事例から   

   斎藤宏(アスベストリスクコミュニケーションプロジェクト)

      ③東京都旧築地市場のアスベスト工事におけるリスクコミュニケーション   

   永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)

      ④事例報告 アスベストから園児を守りたい!スムーズにリスクコミュニケーション       

   斎藤紀代美(アスベスト問題市民ネットさいたま)

      ⑤簡易顕微鏡によるアスベスト飛散リスクの見える化     

   榊原洋子(愛知教育大学)

      コーディネーター 中地重晴(熊本学園大学)

 〇オンライン申込み こちらのフォームから申し込み下さい。受付後、ZOOMのIDとパスワードをお知らせします。

 〇参加費 無料 〇チラシ2023年度アスベストリスクコミュニケーションプロジェクト活動報告会 

 〇主催   NPO法人東京労働安全衛生センター

 ※この催しは2023年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。