2/24シンポジウム 2018年西日本豪災害におけるアスベスト対策を考える
地球温暖化にともない全国各地で台風、集中豪雨による水害が増えています。
2018年7月、西日本豪雨により倉敷市、総社市では洪水に見舞われました。浸水被害を受けた建物やがれきにはアスベスト含有建材が含まれていました。アスベスト(石綿)は発がん物質です。アスベスト粉じんを吸い込むと30年~40年の潜伏期間をへて、中皮腫や肺がんなどの健康被害を発生させるおそれがあります。私たちは2018年8月、被災1か月後、真備町の災害ボランティアセンターに簡易式防じんマスクを届け、廃棄物の仮置き場などを調査しました。大規模な自然災害の被災地域では、被災家屋等の片づけ、解体・撤去にあたって被災住民や解体業者に対するアスベストリスクの周知、災害廃棄物の仮置き場におけるアスベスト含有建材の分別管理、飛散防止の徹底等が求められます。
西日本豪雨災害におけるアスベスト対策を検証し、災害時のアスベスト対策にいかすためシンポジウムを開催します。ぜひご参加下さい。
〇第1部 報告とシンポジウム
①「アスベスト(石綿)とは-アスベストによる健康被害」
南慎二郎さん(立命館大学)
②「水害におけるアスベスト対策-倉敷市、総社市、長野市の事例から」
斎藤宏さん(アスベスト・リスクコミュニケーションプロジェクト)
③「災害時におけるアスベスト対策の課題」
永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
④【特別報告】
「岡山でのアスベスト問題の取り組み」 おかやま労働安全衛生センター
コーディネーター 中地重晴(熊本学園大学)
〇第2部 体験ワークショップ
簡易顕微鏡によるアスベスト検事の見分け方
榊原洋子さん(愛知教育大学)
日時 2024年2月24日(金)13:00開場 13:30~15:30
会場 岡山国際交流センター7階多目的ホール
岡山市北区奉還町2-2-1 TEL:086-256-2905 JR岡山駅西口徒歩3分
〇参加費 無料(直接会場にお越しください) 〇オンライン参加 こちらのフォームから申し込み下さい
〇チラシ シンポジウム 2018年西日本豪災害におけるアスベスト対策を考える
〇主催 特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター/おかやま労働安全衛生センター