3/19オンライン 2024年度アスベスト・リスクコミュニケーション活動報告会

2011年3・11東日本大震災から現在まで、私たちは地球環境基金の助成事業として震災や豪雨災害などの大規模自然災害の被災地で、アスベスト粉じんの飛散・ばく露防止対策の普及・啓発活動に取り組んできました。昨年1月に発生した能登半島地震では3回にわたり現地地調査を行い、石川県、輪島市、災害支援のボランティア団体と情報を共有し、建物の解体工事、がれきの撤去・運搬・処理の過程で発生するアスベスト粉じんへの注意喚起、飛散・ばく露防止対策を提起してきました。
また昨年7月には、東京都の旧築地市場の解体工事に伴うアスベスト対策に関する報告会を開催しました。老朽化を迎える市場施設は全国にあります。旧築地市場のアスベスト対策を良好事例として、「適正、安全、完全なアスベスト除去工事」を広めていきたいと思います。 
アスベストが使用された建築物の解体工事は2028年にピークを迎えます。平時から地域住民、建築物所有者、工事事業者、労働者、自治体、NPO等が連携し、より安全、確実な工事を実現するために、アスベスト・リスクコミュニケーション活動に積極的に取り組むことが求められています。 
この度、2024年度アスベスト・リスクコミュニケーション活動報告会をオンライン(ZOOM)で開催します。ぜひご参加下さい。

能登半島地震で家屋が倒壊し猛火で全焼した輪島市朝市通りの街並み(2024年5月)

<日時>  3月19日(水)18:30~20:00(終了予定)
<プログラム> 
 ①能登半島地震におけるアスベスト問題        中地重晴(熊本学園大学)
②東日本大震災14年のアスベスト対策の課題 外山尚紀(東京労働安全衛生センター)
③東京都旧築地市場におけるアスベスト対策  永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
④問題提起 大阪市中央卸売市場のアスベスト問題 榊原洋子(愛知教育大学)
⑤事例報告及び質疑討論
<オンライン申込み> こちらのフォームから申し込みください
<参加費> 無料
<チラシ> ダウンロード
<主催> 特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター
    東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F  https://tokyo-oshc.org/wp/
     TEL 03-3683-9765 FAX 03-3683-9766 center02@toshc.org