<オンライン>2022年度アスベストリスクコミュニケーションプロジェクト活動報告会

 私たちは2011年度~2019年度にかけて地震や豪雨災害の被災地でのアスベスト(石綿)調査活動と普及・啓発活動に取り組んできました。巨大地震や気候変動による自然災害の発生時に備え、アスベスト対策の教訓をひろめ、生かすことが求められています。

 一方、国内ではアスベストが使用された建築物の解体工事が2028年にピークを迎える中、アスベスト飛散事故や違法工事が後を絶ちません。2020年大気汚染防止法が改正され法的規制が強化されましたが、平時から地域住民、工事事業者、建築物所有者、労働者、自治体等が連携し、リスクコミュニケーションを積極的に進めることがアスベスト対策にとって重要な課題となっています。

 この度、2022年度アスベストリスコミ活動の報告会をオンライン(ZOOM)で開催します。ぜひご参加下さい。

〇日時 3月17日(金)18:30~20:00(終了予定)

〇報告 

①東日本大震災から11年、被災地のアスベスト対策
  南慎二郎(立命館大学)
②熊本地震から6年、熊本県、熊本市のアスベスト対策
  中地重晴(熊本学園大学)
③令和元年長野市台風19号災害におけるアスベスト対策
  斎藤宏(エタニットによるアスベスト被害を考える会)
④環境省の災害時における石綿飛散防止マニュアルの改訂について
  外山尚紀(東京労働安全衛生センター)
⑤東京都旧築地市場のアスベスト工事におけるリスクコミュニケーション
  永倉冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
⑥簡易顕微鏡によるアスベスト飛散リスクの見える化
  榊原洋子(愛知教育大学)

〇質疑と討論

〇オンライン申込み こちらの申込みフォームから申し込み下さい。受付後、ZOOMのIDとパスワードを送ります。

〇参加費 無料

〇チラシ 2022年度活動報告会

〇主 催 特定非営利活動法人東京労働安全衛生センター 03-3683-9765 center02@toshc.org

※この催しは2022年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。